SCIENCE AGORA

2021年11月3日(水・祝)7日(日)

《プレアゴラ》10月10日(日)11日(月)

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No.03-E1711月3日(水)17:00~19:00

人とAIとの共生:日本型AIにおける人間中心とは?

Symbiosis with Human and AI - Possibility of Japanese-style Next-Generation AI -

科学技術振興機構 戦略研究推進部ICTグループ
Department of Innovation Research, Japan Science and Technology Agency

企画概要

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超少子高齢化に伴う労働者不足・介護問題やコロナ禍がもたらした大きな生活様式の変革、そしてDXといったサイバー空間へのビジネスシフトなど、これら諸問題の解決に必須なAIも、まだその責務を担うレベルに向けた発展の途中にあります。そして、その発展において最も重要なのが「AIが人と共生できること」です。現在のAIは優秀な道具ですが、人を想う能力はありません。共生においては「お互い同士信頼できること」が重要です。そのためには、AIも自ら考え、人とインタラクションできることや、IoTの力も必要です。そのような次世代AIの実現のために、現在のAIをどのように進化させればよいのかについて考察したいと思います。

AI, an essential technology for solving problems such as the shortage of workers and nursing care issues caused by the ultra-low birthrate and aging population, is also a keystone for the significant lifestyle changes brought about by the COVID-19 pandemic and the shift of business to cyberspace such as DX. However, current AI is still developing to the level where it can assume its responsibilities. The most important aspect of this development is that AI must be able to coexist with humans. Current AI is an excellent tool, but it cannot autonomously interact with a human. So, how can we construct a relationship where humans and AI can be trusted by each other? To achieve this, AI needs to be able to think for itself and interact with people high-adaptively and the power of IoT. To realize such a next-generation AI, we would like to discuss how the current AI should be evolved.

登壇者プロフィール

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栗原 聡 Kurihara Satoshi

1965年神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。博士(工学)。2021年4月より慶應義塾大学共生知能創発社会研究センター・センター長。NTT研究所、大阪大学、電気通信大学などを経て、2018年から現職。電気通信大学に国立大で初となる人工知能先端研究センターを設立。人工知能学会理事・編集委員長などを歴任。著書「AI兵器と未来社会キラーロボットの正体」、編集「人工知能学事典」など多数。

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間瀬 健二 Mase Kenji

名古屋大学大学院修士課程修了。博士(工学)。NTT研究所、MITメディアラボ、ATR等を経て2002年より名古屋大学教授。実社会に役に立つ人間支援の知的メディア技術の実現を目指す。電子情報通信学会ヒューマンコミュニケショングループ委員長、第24、25期日本学術会議連携会員、電子情報通信学会フェロー。人工知能学会論文賞、同功労賞、ACM ICMI コミュニティサービス賞、東海総合通信局長賞など受賞。

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徳田 英幸 Tokuda Hideyuki

慶應義塾大学工学部卒。同大学院工学研究科修士。ウォータールー大学計算機科学科博士(Ph.D. in Computer Science) 。1983年、米国カーネギーメロン大学計算機科学科に勤務、研究准教授を経て、1996年より、慶應義塾大学環境情報学部 教授。慶應義塾常任理事、同大学院政策・メディア研究科委員長などを経て、2017年から情報通研究機構 理事長。

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長谷 敏司 Hase Satoshi

SF作家。2001年『戦略拠点32098 楽園』(角川スニーカー文庫)にてスニーカー大賞金賞受賞。『あなたのための物語』(早川書房2011年)が日本SF大賞と星雲賞日本長編部門にノミネート。『My Humanity』(ハヤカワ文庫JA2014 年)で日本SF大賞受賞。『BEATLESS』の世界観と設定をオープンリソースにする「アナログハック・オープンリソース」を運営している。日本SF作家クラブ理事。

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今井 倫太 Imai Michita

慶應義塾大学理工学部情報工学科教授、ATR知能ロボティクス研究所研究員、工学博士。1994年よりNTTヒューマンインタフェース研究所、1997年よりATR、2002年より慶應義塾大学理工学部情報工学科。2017年ドコモモバイルサイエンス賞社会科学部門優秀賞受賞。インタラクティブAI、ヒューマンエージェントインタラクション、音声対話システム、認知ロボティクス、行動の創発機構などの研究に取り組む。

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中澤 仁 Nakazawa Jin

慶應義塾大学環境情報学部教授。博士(政策・メディア)。実際の街を対象として、ユビキタス・モバイルコンピューティング、センシングプラットフォーム、センサデータ流通基盤等の技術に関し、人の行動や生活に資するシステムの研究に従事。JST CREST「共生インタラクション」領域では、人の状況をよりよく理解し、合理的な行動につなげるための基盤技術に関する研究を推進中。

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廣井 慧 Hiroi Kei

2004年東北大学工学部電子工学専攻卒業。同年東日本電信電話株式会社入社。2014年慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科博士(メディアデザイン学)。名古屋大学未来社会創造機構特任助教、同大学工学研究科助教を経て、2020年から京都大学防災研究所巨大災害研究センター准教授。防災情報システム,災害情報の時空間解析の研究に従事。

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松田 裕貴 Matsuda Yuki

奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)にて博士(工学)を取得後、同学助教を務める。情報技術と人間との協調によるヒューマン・イン・ザ・ループなシステムを中心に、IoTやAIを活用したより高度な社会を実現するための研究に取り組む。最近では、人が体感する「世界」とIoTが観測する「世界」の間に差異があることに着目し、人の感覚に寄り添ったIoTセンサを生み出すための産官学連携プロジェクトを進めている。

プログラム

17:00

趣旨説明(栗原聡)

17:05

講演1 インタラクションの観点から(間瀬健二)

17:15

講演2 IoTの観点から(徳田英幸)

17:25

講演3 SF作家の観点から(長谷敏司)

17:40

4つの問いに気鋭の研究者が回答

 Q1 人とAIとの共生がもたらすものとは?

 Q2 人とAIは対等な関係になれるのか?

 Q3 共生AIに必要な能力(機能)とは?

 Q4 いま、我々がすべきことは?

(今井倫太、中澤仁、松田裕貴、廣井慧)

18:04

パネルディスカッション&質疑応答

18:29

ラップアップ(栗原聡)

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